第1章 恋は盲目とはよく言ったものだ。《ロロノア・ゾロ》
「「…は?」」
ゾロとサンジ以外の全員が一瞬呼吸するのを忘れて固まった。
そんな状況を無視して、サンジは続ける。
「てめぇ、なんでリンちゃんとそんな関係持ってるんだよ!!俺だって…俺だって頑張って生ぎでる゛ぅの゛に゛ぃ〜!!」
「うおっ!てめぇクソコック鼻水つけんな!!」
未だに状況が追いつけていないウソップとチョッパーはルフィに解説を求めた。
しかし、'' そういう事 '' に全く興味が無い(ウソップの決めつけ)ルフィはうーんと少し唸りだした。
「あの声リンの声だったのかぁ〜。」
「お前知ってたのかよっ!!」
「なんだウソップ知らなかったのか?たまにリンの喘ぎご」
「うるせぇ」
ここでやっとゾロが全体のうるささを止める。
しかしサンジは全く黙ろうとせずにまたゾロに殴りかかろうとする。
「てめぇ!!愛しのリンちゃんを性処理道具にしか思ってねぇならオロスからな!!」
「…」