第3章 有涯《ポートガス・D・エース》
30分後。お昼ご飯を食べ終えると、ガープがリンに大きいタッパを渡した。
中には先程ガープが頼んだカツ丼や肉系のものがちょこちょこと入っている。
「歳をとると胃もたれが怖いからな。エースにでもやっとけ」
『はい?そんなの速攻バレますよ』
「監視係はお前だけじゃ。バレやせん」
『なんて勝手な…バレたら私中将から降格なるんですけど。』
「その時はわしも道連れになってやるわい」
結局貰うことにして、バレないように袋に入れる。
しかし、まだリンに時間があると知ったガープは部屋に連れてくるなり大量の資料をリンに渡してきた。
「この資料今日中なんじゃが、終わりそうにないから手伝ってくれ」
『…』
海軍やめようかな。と本格的に思ったリンであった。