• テキストサイズ

愛していると言ってくれ【ONEPIECE】

第2章 君とタバコ。《スモーカー》






『スモーカーさんってなんか、大人のお兄さんって感じします』

「俺はお前と違って大人だ」

『私も立派な大人ですけど』

「どうだか」



お互い背を向けたまま話す。その時間がリンはたまらなく嬉しかった。しかし、また緊張で寝れない。

迷惑だと分かっていてもどうしてもスモーカーに話しかけてしまう。



『スモーカーさんって本当に大人っぽくて、意外と優しくて、部下思いですよね。そういうところ尊敬します』

「…」

『私はまだまだスモーカーさんには追いつきませんけど、いつか絶対スモーカーさんに成長したなって言われるように努力しますね』

「わかったから寝ろ」

『やだ寝ないでください。私寝れません』

「しるか」



普段は絶対言わないようなことをスラスラと言うリンにスモーカーも少し驚いていた。
しかし酒が抜けてないのは分かっていたので、適当にあしらっていた。

しかしその直後リンの発言によって、スモーカーの理性は綺麗に崩れる。




/ 278ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp