第2章 君とタバコ。《スモーカー》
本部に戻り、報告を終わらせ自分の部屋に帰ろうとしているとばったりコビーたちと出会った。
とりあえずリンは今日ご飯に行けなかった事を誤り、埋め合わせの日時も決めようとしていた。
「すみません。僕達これから忙しくなるので、埋め合わせは難しいかと…」
『え、マジで?』
「まぁ今からだったら空いてるけどな。まだそんなに遅くねぇだろ?」
『いや、十分遅いと思うけど』
「じゃあ僕たちの行きつけの店にきいます?まだ空いてるし。バーですけど」
『え!行きたい!!』
まさか、今からご飯に行くとは思わずリンは思わずはしゃいでしまう。
時間も時間なので、いつも通りの服装で行くことになり
3人で目的地へと向かう。
バーの中に入るなり、すこし年老いたおじぃさんが静かに「いらっしゃい」と呟く。
しかし、目の前のカウンターで見たことがある人影がみえる。
コビーたちは敬礼をして挨拶をする。
『…え、なんでいるんですか』
「…こっちのセリフだ。」
度が強そうなカクテルを片手にスモーカーが座っていた。