第2章 君とタバコ。《スモーカー》
数時間後。やっと資料整理が終わり本部に帰ることになる。
既に遅くなり、子どもたちはすやすやと寝ている。
残る部下に子どもたちの成長過程を軽く説明し、ご飯や軽い運動や勉学のことも伝える。
『じゃあ、よろしくね。また分からないことがあったら、私かたしぎに連絡して』
先に船に戻ったスモーカーを追いかけ、出発する。
恐らくまた数ヶ月は会えない。リンは少し寂しく感じるが、もしかしたら今日みたいに急遽きまる事があるかもしれない。
少し期待しつつ船の中にある部屋に戻っていった。