第2章 君とタバコ。《スモーカー》
「本当にありがとうございました。残業覚悟で、資料室に行ってたんですけどリンさんに会えてよかったです。
今度ご飯奢ります。また暇な時連絡ください」
「ありがとな。おれもこいつの奢りで参加するわ」
「えぇ!?ちょっとヘルメッポさんは自分で払ってくださいよ」
数時間後。ガープが放棄した資料はどんどん無くなっていき、なんとか21時までには終わらすことが出来た。
『はいはい。ありがとう。私一応3日後暇だけど…』
「え、僕達も3日後午後から暇です!!
じゃあ午後からでよろしいですか!?」
『おっけー。じゃあ3日後空けておくね』
そう言い、2人とお別れをする。
そして、2人がどこかへ行くのを確認したあと振り向くと、誰かにぶつかってしまった。
『うわっ、すみませ…』
「随分と楽しそうだったな」
『…スモーカーさん。』
そこにはスモーカーが居て、おもわずリンは緊張してしまう。
「言っとくがお前3日後俺とパンクハザードにいたガキ共の所に行くことになっているが」
『え!?あれはたしぎと行くんじゃ、、、』
「たしぎは別件が入った。だからあいつらとの飯断らねぇとな」
あからさまにガッカリするリンにスモーカーは軽く舌打ちしつつも念を込めて「ちゃんと断っとけよ」といった。