第13章 恋焦がれ《サボ×エース》
SABO side
あームカつく。
「サボくん!!きてくれた!」
「リリー。ごめんね。少し遅れて」
「ううん!いいの!会えるだけで嬉しい…」
香水臭いこの女。正直少女漫画の主人公ぶっているようでぶん殴りたい。
俺の手をフニフニと触って来るこの女。
恐らくアフターに行きたいのだろう。
「サボくんびっくりさせようとおもって、シャンパン入れちゃった…」
「ありがとう。嬉しいよ。リリー俺の理解者はお前だけだよ」
くらい証明に目の前にはエンジェルブラックとタバコ。
隣にはリンではない女。
ほんと。何してんだろ俺。