第11章 花火《トラファルガー・ロー》
しかし珀鉛病は治らない病気である。
ローは一生この街で過ごすように言われた。
ドフラミンゴから逃げれるなら、、、あのラミたちがいたような穏やかな暮らしが出来るならなんでもいい。
そう思っていたが、どうもコラソンはそうもいかなかった。
「ロー。俺もなるべくこの街に戻るようにはするがもしかしたら何日か居ねえ時があるかもしれねえ」
「それって悪魔の実の、、、」
「しっ、聞かれたらまずいことだ。」
『悪魔の実ってなあに??』
リンがローたちに話しかけて2人は思わずビクッと肩を揺らした。
コラソンが慌てて口止めをしようとするがリンはそんなことお構い無しにローの手を引っ張った。