第9章 愛して《ドンキホーテ・ドフラミンゴ》
「それでは本日の会議を終えます。明日の会議は___」
結局リンは何も頭に入ってこず、気がつけば会議は終わっていた。
会議が終わったので帰るかと思い、車を回してきます。と言えばドフラミンゴは不思議そうな顔でリンを見ていた。
「招待状をちゃんと見ていないのか?」
『え?まぁ軽く目を通しただけですが…』
「今夜は泊まりと書かれている。だからそんなに荷物が少ないのか」
ドフラミンゴの言葉にリンは「え、、」と固まる。
しかも部屋に着くと一部屋しかない。
『(通りでみんな男ばっかりだったのか〜!!)』
ドフラミンゴと2人で1日を過ごすなど緊張して眠れるだろうか。
あわよくば___なんて考える自分自身をビンタして、涼し気な顔で部屋に入っていった。