第9章 愛して《ドンキホーテ・ドフラミンゴ》
リンは渡された紙を見ると、明後日の日付けで《招待状》とだけ書かれていた。
内容は詳しく書かれていないが裏組織が集まる会議か何かとリンはすぐに察しがついた。
「これ俺とドフィが行くつもりだったんだが、俺の代わりにいきな」
『え、いやよ。』
「いいから」
そう言うとすぐにリンをどこかに連れていく。
じたばたとしても、コラソンは気にせずにリンを引っ張る。
そしてドフラミンゴの部屋の前に行くとノックをして部屋を入る。
扉を開ければドフラミンゴも同じ招待状を読んでいた。
「どうした。2人とも」
「…」
コラソンは紙を出してドフラミンゴに渡した。
いつの間に書いたのか《この日は俺は用事があるから、リンと言ってくれ》と書かれてあった。