第8章 とある女が愛されるまで《トラファルガー・ロー》
数分そんなことをしているとリンも、きついのか、涙目でローに訴える。
『ごめっ…なさ…イかせて…』
「…堕ちたな」
そういった途端、リンの1番弱いところをグリグリと抑えれば甲高い声が部屋に響く。
慌ててリンが口を塞ごうとするが ローがそれを阻止する。
「ここは防音だ。遠慮なく声を出してもらう」
『やっ…あああっ!!そこっ…よわいっ…からぁっ!!』
そんなこと知っている。だからそこばかり攻めているのだ。
だいぶ解れてきたため、ローはベルトを外し避妊具をつけていた。
そして自身をあてがい優しさも何も無くただ奥にズチュンっと入れれば声にならないくらいリンはビクビクと震えていた。
「入れただけでいくとはな」
『はーっ、はーっ』
ローの声は聞こえてないのか、全く反応しない。
リズム良く腰を動かせば リンはお構いなく声を出していた。