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愛していると言ってくれ【ONEPIECE】

第7章 花言葉《モンキー・D・ルフィ》






数時間後。
随分と日が落ちで、そろそろ出航の時間が近づいていた。

いつまでたっても来ないルフィにナミはイライラを増していくだけだった。



「お、あれじゃねぇか?ルフィー!!早くしねーとナミがー!ってあれ1人じゃねぇか」

「…あいつ振られたな」

「まぁそうでしょうね。海賊になりたい人なんてそうそういないわよ」



ルフィは船に乗り込むと、出航しだす。
ふと、ロビンがルフィが持っている本に目をつけた。



「あら、珍しい本持ってるわね。それは世界で少数しかない本なのよ」



ロビンがそう言うとルフィは嬉しそうに本を見つめた。


「あぁ、あいつ仲間にはならねぇらしいけど海賊王になったらこれを返しに来いって…まるでシャンクスみてぇだな!!」


そう言うとクルー達も微笑んだ。
するとルフィは本をめくりチョッパーやウソップに花の説明をしだした。

ウソップとチョッパーは真剣に聞いていて、ルフィへの賞賛の声が響く。

ルフィは麦わら帽子を深く被り叫んだ。



「海賊王に俺はなる!!!」




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