第7章 花言葉《モンキー・D・ルフィ》
そして次の日、ルフィがいつもの場所へ行くとリンが既に木の下にいた。
いつものように驚かせ2人で笑い合う。そしてリンの隣に座る。
「なぁリン」
『どうしました?』
「お前俺の仲間にならねぇか?」
予想外の質問にリンの思考は停止する。
何もいえずにいるとルフィはリンの前に立ち今まで起きた冒険の話をする。
そして、自分の夢も語る。
「海賊王になるんだ俺」
『海賊王、、、?』
海賊はみんな海賊王を目指し航海する。それはリンも知っていた。
しかし海賊王になるには多くの強敵を倒せないといけない。
リンじゃ絶対に足でまといになるに決まっている。
『…私は海賊には向いてないので』
「海賊に向いてる向いてない関係ねぇよ!自由に生きれば海賊だ!!!」
『自由…』
リンは再び考え直し、答えを出そうとした。