第7章 花言葉《モンキー・D・ルフィ》
『大変!もうこんな時間!私これからお母さんのお手伝いをしないといけないので…、それではまたいつか!』
「なんだもう帰るのか?俺帰り道分からねぇんだよな」
ルフィの言葉に少女は軽く帰る道を教える。
説明し終えると慌てて帰ってしまいルフィは少女にお礼も名前も聞けずにいた。
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船に戻れば、ルフィ意外の全員が居た。
サンジはもうご飯を作り終わっているのかいい匂いが漂ってくる。
「おー!ルフィ!お前心配したんだぞ!!急に居なくなるから!」
「ウソップ!お前迷子になるなよ!!俺探したんだぞ!」
「いやお前がはぐれたんだろ!お前はゾロか!!!」
「なんで俺の名前が出てくるんだよ…」
「それより何してたんだ?随分と遅かったじゃねぇか」
ふと少女の顔が頭に浮かぶ。
《出会いって意味が込められてるんです》
「おもしれーやつにあったんだ!花女!」
「なんだそれモンスターか?」
また明日もそこに行こう。
そう思い、ルフィはキッチンへ向かった