第1章 恋は盲目とはよく言ったものだ。《ロロノア・ゾロ》
「なかなか辛そうだな」
『っ…ん…』
「何か言うことあんじゃねぇのか?」
(今日のゾロ、、、おかしい)
いつもはただ入れて出したら終わりだが、きょうはやけにしつこい。
みんなにバレたからなのか、はたまた…
しかしそろそろリンも限界を迎えている。
自分からねだりに行けないと一生このままだ。
リンは勇気を振り絞って口を開く
『ゾ、ゾロがほしっ、ああああっ!!』
言い終える前に一気きて、思わず今までにない大声を上げた。
ゾロはニヤリとしていてなんだか楽しそうにしている。
「あいつらに聞こえたかもな。」