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【呪術廻戦】こんなにも君が好き

第5章 今夜から



顔を真っ赤にし立ち尽くす私に、悟は何か気がついたのか…その碧い瞳を細め小さく笑うとベッドからゆっくりと立ち上がった。



「真っ赤になってるから何事かと思ったら、そういうことね」



それはこの2人しかいない空間にはやたらと響き、ニヤリと意地悪く口角を上げた悟が目の前にはいる。




「ヒナ、もしかして僕のこと意識してくれてる?」



「え…あ、ちがっ…」



悟の言葉に動揺し、言葉をつまらす私をさらに楽しそうに見つめた。





「違わないよね?僕に何かされるんじゃないかって緊張してるでしょ?」




クスクスと楽しそうに笑う悟は、何故だか何処か嬉しそうで。さらに顔を赤く染めそんな彼を睨み付けるようにして見上げると「嬉しいなぁ、今までなら一緒にベットで寝ようが何にも気にして無かっただろうに」と囁いた。




私の目の前で足を止め、白髪の綺麗な髪がさらりと落ちると悟の碧をそっと隠す。



まるでその瞳に吸い込まれるようにしてベットへと引き寄せられていく私の身体は、悟が私の腰を引き寄せることにより、いとも簡単にストンとベッドの上へと座らされた。





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