• テキストサイズ

【呪術廻戦】こんなにも君が好き

第21章 忘れモノ





辺り一面に血が飛び散る。拷問なんて可愛らしいものじゃない。




「さっさと吐け、殺すぞ」




恐ろしいほどに低く震えるような声が室内に響き渡る。




悠二とヒナが拐われた一件から、高専の敷地内で監視させられていた呪詛師の頭を踏み潰す。




その僕の容赦ない行動に倒れた男は「うぅ…」と今にも消えありそうな声を絞り出した。




「呪具は…あの、建物の地下に…それを破壊すれば、呪いが…解ける…」




その言葉を聞いた瞬間、もう一度容赦なくその頭を強く踏みつける。




「悟、やめろ。本当に死んでしまうぞ」




だからどうした。コイツが死んだところで明日からの世界は何も変わりはしない。



/ 581ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp