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【呪術廻戦】こんなにも君が好き

第18章 呪術界の中心





「どうしたの?」


「いや、和服すごく似合ってるなぁと思って」



思わず口からこぼれ落ちていたそんな言葉に、ハッとした時にはすでに悟の顔は真っ赤に染まっていて「ヒナが僕の容姿を褒めるなんて珍しぃ」と呟く。



「やっと僕がグットルッキングガイだって気が付いたの?」なんて悟はふざけながら言っていたけれど、その耳元はすっかり赤くなっていて、つい可愛いなと思ってしまった。



きっと今まで容姿のことで褒められ慣れているだろうに。だけど私に褒められる事を喜んで照れている彼が可愛くて仕方がなかった。



「今日はここに泊まろうか。今から帰るの面倒だし」



「そうだね。もう22時だもんね」



お互い任務が終わってから待ち合わせた事もあり、すっかり時刻は遅くなっている。無事儀式のリハーサルも終わったし。だけど本番が2ヶ月先となるとそれまでに忘れてしまうそうな気もするなぁなんて思いながら悟へ話しかけようとした時だった。



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