第17章 二人の出張
「…ッン……んっ…」
背後から激しく突かれ、そして胸の先端は軽い刺激を何度も与えられ麻痺してしまいそうだ。
耳元から悟の熱い息遣いが聞こえて来たかと思うと、そのままぬるりとしたモノが耳の中でさえも甘い感覚へと落としていく。
耳を塞がれたようなその欲に、ピチャピチャといやらしく水音が立ち込めより一層快感へと溺れた。
「…あっ、も…ダメ…へんに、なる…ッ…」
「ふふっ、ヒナのココはこんなにも僕を求めてぎゅうぎゅうに締め付けてくるのに?」
ばちゅんばちゅんと甘い蜜をこれでもかと垂らしながら、悟が言う通り私のアソコはピクピクと動き悟の張り詰めたものを求めている。
だけど、もう本当に限界なのだ。入れる前から指と舌だけで何度もイかされ、侵入してからも3回はイッている。
愛しい人とまぐわう快感に、悟の色っぽく私を見下ろすその妖艶な姿に…もう頭ですらクラクラで。
「あ、も…ダメっ…イッちゃ…ッ」
電気が駆け抜けるような快楽に、ビクビクと背中をそらしながら果てれば、達した欲に麻痺させられ意識が飛びそうになる。
「イッたのかな?ヒナは本当にエッチでたまらないなぁ」
ハァハァと息を切らしながら背後の悟へと振り返れば、彼は私の頬に軽く手を添え甘いキスを落とした。