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【呪術廻戦】こんなにも君が好き

第17章 二人の出張





「それじゃあ普段僕がおじさんに見えるっこと?こう見えてもグットルッキングガイって有名なんだよ?」



「それ悟が勝手に言ってるだけでしょ〜別におじさんだなんて言ってないよ!どちらかと言えば本当の年齢より若く見える方だと思うし」



「まぁそれはヒナもだよね。アラサーとは思えないよ、20代前半にしか見えない」



「ちょっと!アラサーとか言わないでよ!!気にするお年頃なんだからぁ!!」



あー、楽しいなぁ。最高だなぁ。



また明日から忙しい日々に戻るかと思うと少しだけ寂しい。いや、かなり寂しい。



早く生徒達には会いたいけど…もっと悟とこんなにも穏やかで幸せな時間を過ごしていたい。



明日になればまた、私達はいつ死んでもおかしくないような、そんな世界に戻らないといけない。



死と隣り合わせの…それでいって人々を守る強い存在として生きていかなければならない。



こんな風に当たり前で、こんな風に何気ない当然のような事をまた出来るのはいつだろうか。



そう思うと、何故だか途方も無いような…黒く海底へと沈んでいくような…そんな感覚になってしまう。




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