• テキストサイズ

【呪術廻戦】こんなにも君が好き

第17章 二人の出張




トンっと背を押され椅子の上へと座らされる。



ヒヤリとした感覚のあと、スルスルと液体を伸ばす悟の手の温度が背中を伝い、ピクリと背中を揺らした。



な、なんか…



「触り方がやらしぃ…」



「だって、やらしくしてるからね」



「なっ何でよ!」



「え〜だってヒナの背中がめちゃくちゃエロくてさ」



「何言ってんの!?」




本当、何言ってんの!?こんな所で!!周りに聞かれていないかと辺りを見渡すが、チラホラと視線は感じるものの、きっとあれは悟に向けられた視線だ。会話までは聴こえてないだろう。



ほっと安慮の溜息を吐き出せば「はい、できたよ〜」という悟の声と共に身体を起こした。




まったく、悟って本当にこういうところあるんだから。




「悟は日焼け止め塗らなくて平気?焼けたら痛いよ」



「んー、じゃあ軽く塗ろうかな。ヒナが塗ってくれる?」



「いいよ、じゃあここ座って」



軽く日焼け止めを手に取れば、今度は私が悟の背中や肩へと日焼け止めを塗っていく。白くきめ細やかな肌はまるで絹のようだ。羨ましい。



背中も、肩も、腕もしっかりと鍛え上げられた身体は誰がどう見ても完璧で、これまた色気がダダ漏れである。



/ 581ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp