• テキストサイズ

【呪術廻戦】こんなにも君が好き

第14章 見たくない




「離してッ」




私の酷く大きな声が辺り一面にこだまする。




こんな大声を出してしまったのは、腕を引いた悟から、甘い香水の香りがしてきたからだ。彼の香りじゃない。知らない香り。




「もう良いじゃん。何が不満なの?元通りの仲の良い幼なじみに戻ろうって言ってるだけだよ」




別に今後は一切関わるのを辞めようと言っている訳でも、もう二度と顔なんて見たくないとも思っていない。




「本当何言ってんの?全然意味分かんないから」



「…どうして分からないの?私には、そんな悟が分かんない!もう嫌なの!!何もかも全部!!辛いの!!」




もういい加減分かってよ、何で分かってくれないの。どうして…引き止めたりなんてするの。




/ 581ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp