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【呪術廻戦】こんなにも君が好き

第11章 甘い休暇




そういえば昔から、悟と外で待ち合わせする時はこうだったなぁなんて思い出す。それこそ中学校を上がった辺りから悟のモテっぷりは凄かった。中学生にもかかわらず、大人でグラマラスな女の人によくナンパされてっけ。



高専に上がってからなんて、街に出ればそれはそれは凄い騒ぎだった。口が悪くよく同期や後輩からはクズだカスだと言われていたけれど、悟を知らない人からしたらそのイケメンっぷりに惹かれないなんて無理だったのだろう。声をかけて口悪く言われようが、そのヤンチャそうな雰囲気がまた、よく女性をトリコにしていた。




自分達の周りの人物は、悟がどんなにイケメンでもそれをチヤホヤする人なんて1人もいない。まぁそれは悟の適当な性格を知っていて…それありきだから。というのもあるのかもしれないが。



でも正しく言えば、悟の顔を見て中身を判断しているわけではない。悟を悟として見ているから故の態度だと言える。




最近はお互い忙しくて一緒に出かける時間もそうなかったし、外で会ったとしても食事をする場所に直結で待ち合わせする事がほとんどだったからなぁ。




なんなら高専を卒業してすぐ、悟はサングラスから目隠しに変わったから、人が群がるどころが遠巻きに見られていた。それはそうだ。やたらデカイ白髪の男の人が何故か目隠しをして平然と歩いているのだから。怪しむなと言う方が無理な話で。



目隠しに変えた当初は時々警察に職務質問受けるとか言ってケラケラ笑ってたっけ。うん、私が警察でも悟に職務質問すると思う。




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