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【呪術廻戦】こんなにも君が好き

第10章 特級呪術師




しかしながら、最強呪術師であり天上天下唯我独尊男のこの五条悟という人物が20年以上かけ育てた愛を親友としては応援しないというほうが無理だ。



この顔面で金は腐るほど持っている。おまけに高身長で良いところの当主様だ。遊ぼうと思えば溢れるほどに女は寄ってくるだろう。それなのに一途に1人の女性を想うその姿を見て、それはそれは単純に感心してしまい、羨ましいと思うほどった。自分にもそんな相手が出来れば良いのに…などと思うくらいには羨ましいと感じていたはずだ。




「あー!!今すぐヒナとすけべしてぇ〜」



ポケットに手を突っ込みながら、何の恥ずかし気もなくこんなことを大声で言うあたりは全くもって最低だと思うが…



いつも彼女の前で発揮しているカッコ付けを、少しは普段も発揮してほしいのだが。




「悟、ここは一応学校なんだよ。先生という立場でそんなことを大声で言うのはどうかと思うな」



そもそもこれを生徒達が聞いていた場合、ヒナが赤面では済まないだろう。まぁそんな彼女の姿を見て「え、ヒナ照れてる!可愛い〜♡」なんて悟なら言いかねないが。



「はいはい分かってますって、傑は相変わらずクソ真面目だね〜まぁ僕正論って大っ嫌いなんだけど」



前言撤回、コイツの事は全くもって感心もしていないし、羨ましくもない。



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