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【呪術廻戦】こんなにも君が好き

第9章 嫉妬とやら




大人なキスの次のステップって何なのだろうか。もちろん恋愛映画やちょっぴりえっちな少女漫画だって読んだことがある。だから一応知識はもっているわけで、まぁ持っていると言ってもぼや〜っと曖昧な知識なのかもしれないけど。だけどそれなりに次への理解はしているつもりだ。



でもだからって、事細かくキスの次に何が行われるのかと言うとめちゃくちゃ詳しいわけでもなく…



ただ、悟が言うように目の前の悟を真っ直ぐに見つめ、悟の動きを繊細な神経全てを使って感じ、この空間に私達2人だけど言うことを緊張しながらも手に汗握りながら彼だけを受け入れる。




今から何が起きるのか少しだけおっかないけど、だけど悟を信じよう。目の前でこれでもかと言うほど甘く優しく微笑む彼に身を任せるなら心配はいらないとそう思った。



そんなことを考えながら、次第に近づいてくる悟の首へと腕を回し優しいリップ音を合図に唇を重ねる。



互いの唇が甘く深く接触していく。まるで優しくついばむようなキスから深く激しいモノへと変わっていく。それはつい最近慣れたばかりの熱い口付けで、悟の動きに必死について行くようにして首へ回していた腕に力を込めた。



「はぁ」とキスの合間に息を吐き出せば、悟の呼吸も少しばかり荒くなっていくのか分かる。互いの唇に酔いしれながら頭がボーッとしてきたころ、悟は任務服の黒い上着をベット下へと脱ぎ捨てると、私の上着のチャックをゆっくり開けそれを脱がした。



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