第3章 こっち見て【遊馬崎ウォーカー 甘】
私は密かに想いを寄せている人が居る。
その名も遊馬崎くん
実は小さい頃からの幼馴染みなのだが遊馬崎くんは覚えていないだろう
遊馬崎くんはいつも狩沢さんと一緒に行動している。
折角池袋のごたごたが終わったから遊馬崎くんを誘って遊びに行こうと思ったら丁度アニメイトの移転日だったため、狩沢さんと遊びに行ってしまった
「はあ………」
「どうしたの?、」
「……狩沢さん」
「最近ため息多いよー?
何かあったら私が相談相手になるから相談してね?」
「はい、有り難うございます」
狩沢さんは優しい、
こんなに優しい狩沢さんに『貴方が原因です』なんて言えるだろうか
…言えるわけがない
また渡草さんにお願いしてドライブにでも連れていってもらおうか
それで渡草さんにまた悩みを聞いてもらおう