第1章 赤い空に君がいた【平和島静雄 シリアス 甘?】
全てはノミ蟲のせい、そう思いたい
俺は何時もの用に池袋を歩いていた
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「シズちゃんはっけーん」
何時もの用に飄々と歩いてくる黒
「性懲りもなくまた現れやがったなぁ殺されてえって事だよなあ!?」
「会った途端に怒らないでよ怖いなあ」
「てめぇが居なきゃ怒らなくて済むのになぁ臨也君よぉ」
何時もの用に走り出し、何時もの用に電信柱を投げた
「死ねぇぇぇ!ノミ蟲ぃぃ!!!」
何時も通りじゃ無かったのはノミ蟲が妖しく笑い、俺の彼女
ーーーを前に出してきたことだった
「残念でした☆」