第9章 8
チ「モチャはだいぶよくなったよ!」
『私は大丈夫だから。少し横になってれば治るから。こんな時にごめんね。』
殺戮ガスがそこまできているらしい。
海兵さんがモチャを運んでくれている。
ぐったりしてしまった私も海兵さんがおんぶして運んでくれた。
R66の出口にはみんな揃っていた。
今からトロッコに乗って脱出する。
サンジが海兵さんから私を奪い取る。
サ「随分と無茶して。眠ってな。」
サンジに抱かれている私の髪をルフィが撫でる。
ル「子供達、無事じゃねぇか!やるな!お前たち!」
ル「サンジ、を頼んだぞ!」
サ「ルフィに言われなくてもそのつもりだ。」
私はその言葉に甘えて眠った。
気がつくとメリー号の医務室にいた。
熱が凄く高い。呼吸もしずらい。これがさっき、モチャの無事を願った代償だろうか。
『ルフィ、、、助けて、、、』