第7章 6
エースサイド
時が経ち、俺は白ひげの船に乗った。
仲間も増え毎日野郎共に囲まれて騒がしく過ごしていた。
夜、船の見張りをしているとを思い出す。
未だにの事は鮮明に思い出せる。
会いたいなと思う反面、どんな顔で会えばいいのかなんて考える。
街の女に告白されたりする事もあったが以外の女を好きになることはなかった。
ティーチの野郎が鉄の掟を破った。
俺は親父の反対も聞かずティーチを追った。
途中、シャボンディ諸島を通る際、に会いに行こうかと思った。
しかし、次会う時に告白の返事を聞かせてほしいと伝えていた事を思い出した。
柄にもなく不安になり、ティーチに落とし前をつけさせてから、帰る時に会いに行こうかと考え直した。
しかし俺はティーチに敗れた。
海軍に引き渡され、公開処刑が執行される。
ティーチに負けるはずがないと思ったいた。
しかし、ヤミヤミの実の不気味な力を前に敗れてしまった。
色々な感情が押し寄せる。
油断していた自分への後悔。
白ひげ海賊団のみんな、ルフィ、の顔が浮かぶ。
俺の公開処刑を聞いてどうしているのだろうか。
隣にいるジンベエは俺を助けようとして収容されてしまっている。
俺はただ自分が情けなかった。
処刑台に繋がれ俺は目の前の光景を見ているだけしか出来なかった。
目の前にオーズが倒れている、親父は傷だらけだ。
さらにはルフィまで戦っている。
そこでじじいが横にどかっと座る。
俺の目の前に紙の束を投げ捨てる。
紙は破られたものがテープで直されていた。
【ポートガスDエース処刑に関する意見書】
その代表の名前はだった。
ガ「500名もの名前が書かれておる。」
俺は言葉を失う。
海賊の処刑に署名する奴なんかいなかっただろう。
あいつはどんな気持ちだったのだろう。
ガ「エース、お前何故わしの言う通りに生きなんだ!」
じじいが泣いてる。
俺はどんな結果も受け入れる。
ルフィが錠を外してくれた。
みんなの気持ちに答えよう。俺達は船へ急ぐ。
しかし、サカズキの親父への侮辱を許す事は出来なかった。
俺の内臓は焼かれ、大きい声も出せない。
少しでもみんなに届くといいんだが、、、、
エ「愛してくれてありがとう」