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ウチの悪魔は『待て』が出来ない

第2章 無邪気な天使は悪魔な肉食獣




「雪乃さん、気持ちいい…………?」


「…………っ、ぃい、か‥っら、ぁあ!!」
「ねぇ雪乃さん、顔みたい。見せて」
「や…………っぁ、」
「雪乃さん…………」



駄目!!


も…………っ。



「だぁめ」
「っ」


ぐん、て。
つま先に力が入り身体がゆみなりに反れた。
途端に。


今まで激しかった下からの突き上げが、ピタリと止んだ。


「だって雪乃さん、そのまま寝ちゃいそうなんだもん。もー少しなかいさせてよ」


ペロリと、あたしの唇を舐めた、あと。
上目遣いに自分の唇を舐める彼、小鳥遊 優雨、は。
同じ職場の2個下の後輩。


「ねぇ雪乃さん、なんで顔隠すの?」


そのまま体重を掛けてベッドへとまた、押し倒されれば。
深く挿入りこんだそれがさらに奥へと、はいりこむ。
それだけで身体はビクビクと反応しちゃうのを止められない。

「ねぇ雪乃さん」


のに。
ゆっくりと。
わざと焦らすようにそれを引き抜いたり挿入れたり、するから。


「雪乃さんってば」


「メイク…………っ」
「ん?」
「ぜったいいま、あたしメイクぐちゃぐちゃ、だし…………っ、絶対不細工だも…………!!」


もっと。
もっと激しく突いて欲しくて。
勝手に腰が、動く。

「…………っ」

あーもう。
嫌だ。
恥ずかしい。


「…………!!」

急に、顔を隠していた右手が縫い止められて。
先ほど引き抜かれたそれが、一気に根元まで埋め込まれた。
ビリビリする。
圧倒的なその存在感。
クラクラするくらいに、気持ち良くて。


「全然不細工なんかじゃないよ?寧ろ雪乃さんより綺麗な人見たことない」
「そんなこと、な………っ、ああ!!」
「あるよ」

腰が打ち付けられるたびにぐちゅぐちゅ卑猥な音が耳を犯す。
両手がベッドに縫い止められて、顔を反らすことで顔を隠した。

「雪乃さん…………っ」

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