第10章 ◇ 不安 ◇ 夢主視点 ◇

私さっきまで普通に
甲板でベポやシャチ達と話してたよな



それだけだと思うのだが



話の内容も…特に、おかしくなかった…と思うんだけど






「…ろぉ…分からないんだけど…私、何かした？」

ロー）「…」

「…何か言ってくれないと、わからないん、だけど…」

ロー）「…」






ローは何も言わず私を抱き上げて



ベットまで運ばれて
ベットに落とされて
ベットが軋む音を立てた




驚いて「ぅわっ！」声が出て
慌ててローに視線を向ければ
ローが覆いかぶさってきて
ローの大きな手が私の両目を包むように視界を遮られた






「ぇっ？」

ロー）「…黙ってろ」

「…ろ、ろぉ？どうしたの？」

ロー）「黙ってろ」






ローが私の肩を押したから
私の体は後ろに倒れて
ベットに寝かされて
目を隠したまま
また服を手をかけた




片手とか…器用だな