第8章 ◇ 誕生日 ◇ 夢主視点 ◇

その後シャチ、ペンギン、ベポ、イッカクが
私の周りに集まって作戦会議を始めた




私以外両肘をテーブルに付いて両手を組み合わせて
口元を隠している





なんか…分かんないけど私も真似してみた









ｼｬﾁ）「作戦会議だ」

「シャチが進行するの？」

ﾍﾟﾝｷﾞﾝ）「ベポ。次の島はどんな所なんだ？」

「あ、ペンギンが進行するの？」

ベポ）「次の島は春島だよ。そんなに大きな島じゃないけど気候も穏やかで人もそんなに多くない。町より森が多いんだって！」

「へー」

ｲｯｶｸ）「ログは？」

ベポ）「ログは1週間！」

「ふーん」

ｼｬﾁ）「ならその1週間が勝負だな」

ｲｯｶｸ）「誕生日まで後3日…島には明日ぐらい？」

ベポ）「うん。このまま進めば明日の昼頃には着くよ」

「？」

ﾍﾟﾝｷﾞﾝ）「今回アヤに頼むのは…」

「あ、はい」

「「キャプテンの見張りだ」」

「へ？見張り？」

ｼｬﾁ）「そう！キャプテンよく放浪するんだ」

「え？そうなの？」

ﾍﾟﾝｷﾞﾝ）「アヤが来てからはそんな事ないけどな」

ｲｯｶｸ）「アヤが来る前は島についてベポ達を連れて行っても戻って来る時にはキャプテン見失って…ログが溜まるぐらいまでには戻って来てたから探しに行く事もなかったんだけど」

ｼｬﾁ）「まぁ、島に付いて騒動起こさなければ基本何しても問題無いって言われてるからな…ちゃんと船番とか買い出しとかも指示して全部任せて、キャプテン消えるんだよ」

「…で？」