• テキストサイズ

* 忍のハート ✿ 番外編 *【ONE PIECE】

第28章 ◇ 助けたい君 ◇ 夢主視点 ◇ ③ ◇







「あー⋯えっと、その⋯」






ジジィにゲンコツされた頭を擦りながら
シャチ達を顔を向ければ
シャチ達は息を吐いて口を開いた







「「アヤ!!」」

「はい!」








名前を呼ばれてつい反射的に《気をつけ》をしてしまった






これは小言が始まるやーつ








シャチ)「お前の勝手は今に始まった事じゃねぇけど」

「⋯はい」

ペンギン)「せめて一言、一言!言ってからにしてくれって⋯あれ程!言ったのに」

「⋯一言って言葉とあれ程って言葉にすんごい力が入ってる」

ジャンバール)「家族を助けたいのは俺たちも一緒だ。お前が俺たちの身を案じてくれているのと同じぐらい俺たちもお前の身を案じている。分かるか?」

「⋯ごめん、なさい⋯」







確かに今回は勝手をした








皆を危険から遠ざけたくて
何があるか分からないから言わなかった







皆に言ってれば何か違ってたのかな







素直に反省して謝ったら
ジャンバールが私の頭に手を置いた










ゆっくり顔を上げれば3人の笑った顔が目に映った








シャチ)「分かればよろしい!まぁ、帰ったらイッカクから何か言われるかもな!」

ペンギン)「そこは覚悟しとけよ」

「ふふっ⋯そこは甘んじて受けるさ」







想像出来る未来に思わず笑みがこぼれた






家族に助けを求め無かった私が悪い








クロガネ)「話は終わったな。さっさと行くぞ」

「うぃ」/「「はい!」」/ジャンバール)「おぅ!」









私達はロー達が走った方に走り出した




今度は捕まえる










/ 330ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp