第27章 ◆ 助けたい君 ◆ 夢主視点 ◆ ② ◆

ｼｬﾁ）「ちゃんと！」

ﾍﾟﾝｷﾞﾝ）「説明！」

「「しろ！」」






テーブルに身を乗り出して怒鳴られてる




イッカクも横で笑ってるけど笑ってない






未だに頭はジジィに掴まれてる









(分)「とりあえずジジィは頭を離してくれない？」

ｲｯｶｸ）「却下」

(分)「え？イッカクさん？私、このまま？このままですか？」

ｲｯｶｸ）「黙って行った罰。なんならもっと力を入れてもらう？」

ｸﾛｶﾞﾈ）「おぉ。いつでも入れてやるわい」

(分)「おぅのー」








怒ってらっしゃるイッカクに笑顔で脅すように言われた






みんな怖い








ｸﾛｶﾞﾈ）「ほれ⋯さっさと説明せんか」

(分)「⋯はぁ⋯何から話したらいいか⋯」








とりあえず説明はした










〇でんでん虫で見てるライブ会場のエレジアとこの世界のエレジアが違う事



〇この世界のエレジアは島全部が廃墟と化していた事



〇廃墟になってから少なくとも10年は経っている事



〇この島に禍々しい古代兵器がある事



〇その古代兵器は封印が解けていてウタウタの実に反応して発動する事



〇歌を聞いたローとベポはウタウタの実に囚われている事
（嚇母は自分で行ってもらったけど帰る道が塞がれて囚われた）



〇他にも麦わら海賊団や一般市民も囚われている事



〇そして海軍が向かって来ている事











他にもいろいろ話した




時間はかかったが
一通り説明すれば皆驚いた顔をしていた





いつも間にか私の頭からジジィの手も離れていた