* 忍のハート ✿ 番外編 *【ONE PIECE】
第25章 ◆ 秘密 ◆ 夢主視点 ◆
リップ音が聞こえたが息を整える時間もくれない
優しく頭をずらされてローはそのまま
私の首筋
鎖骨
さらけ出している私の肌に
リップ音を立てながらキスを落として行った
「⋯ろ、ぉ⋯んアッ⋯ふゥ、⋯ろぉって、ば⋯んッ⋯」
ロー)「⋯どうした?」
ローの服を握りしめ
やっとの思いでローを呼べば首筋を舐めて返事をした
聞きたい事は色々あるけど
それより⋯ゾクゾクして目の前がチカチカする
このままだと⋯
「⋯ちから、が⋯もぅ⋯立って、られない⋯の⋯」
ロー)「⋯ふっ⋯そうか」
いつもベットの上だから
力が抜けても平気なのに
今、力が抜けたら⋯
倒れちゃう
こっちは焦ってるのに
返事をしたローの声はさっきと違って少し楽しそうだった
そう思っていたら
ローはまた私を壁に預けて
部屋にあった木箱で椅子を作るのか
ガタガタッと動かしていた
今の間に息を整えて
唾液まみれの口の周りも拭こう
服の袖で拭いてやる
だいぶ落ち着いて力の抜けそうだった足は少し踏んばれるようになった
気付いたら部屋から音がしてなくて
顔を上げたら積み上げた木箱の上にローが足を広げて
こっちをジッと見ていた
目が合えばローが手を伸ばしてきた
ロー)「アヤ。こっちに来い」
「?」
とりあえず乱された服を戻してローの手に触れれば
優しく引っ張られた