第23章 ◆ 夢での出会い ◆ 夢主視点 ◆

静かに…眠っているように




笑っているように




安心したように見えるロー











傷ひとつない…綺麗な顔















私はローの頬に手を当てゆっくり撫でた















ふふっ



私のローなら猫みたいに寄ってくるか

眉を寄せるかなんだけど










「ロー…そのまま、眠っててね」










私は…ローに触れるだけのキスをした











体を起こして
嚇母に目を向ければある物を出してくれた













やっぱりローにはこれがないとね















私はそれを受け取りローの胸の上に置いた

























それは…ローの帽子
























私が貰った…大切な…ローの帽子






























私は眠りから覚めるまで




ローの頭を撫でていた












































案の定…目覚めてから怒られたり心配されたり泣かれたり





でも…私の頭はそれどころでは無かった















彼が言った事






教えてもらった事







色々…やる事が出来た

























ドフラミンゴ








私はお前を許さない










絶対に…許しはしない






























ロー…もう少しだけ…待っててね








また…会えるから








次に会う時は…







また…話をしよう












私は歌を歌って







その時はあなたが私の膝枕で寝転がって





綺麗な青空で





みんなと一緒に





あの船で








また…笑って…欲しい