第19章 ◆ バレンタイン② ◆ 夢主視点 ◆

ロー）「この瓶だけじゃ足りねぇな」

「…そう言うと思って、まだ、買ってある」

ロー）「は？」

「出してたやつは…1番小さい、やつ…」

ロー）「出してたやつってこれか？」

「うん…ろぉが、今、持ってるやつ」

ロー）「他はどこにあるんだ？」

「…他のやつも…使う？」

ロー）「これは別に俺の体に塗ってもいいんだろ？」

「え？」

ロー）「お前が…舐めてくれるよな？」







本当に…ローはズルイ人







私が弱い顔や声を分かってるから…ズルイ人







ローの顔を見て思わず視線を逸らしてしまった




そして、ゆっくり頷けばローは頭を撫でてくれた








ロー）「他はどこにあるんだ？」






ローは私の髪の少し掬って髪にキスして聞いてきた




ローの目に…言うことを聞いてしまう自分が少し憎たらしい








大人しく巻物から出せば楽しそうにしてるロー







ロー）「これはまた…随分はバレンタインだな」

「っふ…ァッ、…んっ、」








ローは私の反応を楽しんでるように見える




私の首筋からおヘソら辺までチョコの付いた手で、ゆっくり撫でられる






熱の冷めたチョコ






ローを起こす前にチャクラで中身だけ温めたのに


チョコは私の体と裏腹に冷めていた






冷たいチョコ…それだけでも声が出てしまうのに
今からそのチョコを舐められると思うと…





自然と、息があがる