第19章 ◆ バレンタイン② ◆ 夢主視点 ◆

ローは目を少し細めて私の頬を撫でた





ロー）「バレンタイン当日だな…期待しとくから喜ばせろよ？」





いつもの…少し意地悪な感じ
恥ずかしいけど…ローの手…暖かい




心地いい






「あげた事無かったけど、ろぉに、あげたくて…喜んで、くれるかな？」

ロー）「それを俺に聞くのか？」

「ふふっ、確かに…当日、感想を聞かせてね」






《約束》






私はローの手に約束のキスを落とした




勝手だけど…この約束が…私に勇気をくれますように








そう思っていれば急に手が離れて引っ張るように歩き出した






「ろ、ロー！急にどうしたの？！」

ロー）「黙って着いて来い」

「船に戻らないの？！」

ロー）「あぁ。戻ってこなくていいって言われたからな」

「誰だよ！そんな事言ったやつー！」

ロー）「さぁな」

「え、それ本当に言われたの？！」







コンパスを考えろよ！
私小走りになってるから！
絶対言わないけど！





そう思いながらそんな会話をしていたらホテル…かな？



それっぽい所に着きローがチェックインして部屋に入った


























部屋に押し込められる感じで入ればローの激しいキスがふってきた






ローが私を求めてくれる…今はそれが嬉しい








ローに身を任せていれば




いつもより荒っぽい行為なのに気持ちが満たされる感じがした



































翌朝、船に戻ればシャチ達から揶揄われ
ベポとイッカクから心配されてしまったが
気持ちがふわふわしてて…変な感じだった