第18章 ◇ バレンタイン ◇ ロー視点 ◇

ロー）「チッ、おい。さっさと離れろ」

？）「あなたお名前は？！助けてくれてありがとう！私カルミナ！何かお礼をさせてよ！」

ロー）「俺はしつこい女は嫌いなんだ。さっさと海軍の所に戻れ」

ｶﾙﾐﾅ）「私なかなか上手くて人気だったんだから！1晩でやみつきになるわよ！」

ロー）「気色悪ぃな…今すぐ離れないとてめぇをバラすぞ」

ｶﾙﾐﾅ）「海賊だって相手にした事あるからそんな脅し怖くないわよ！」

ロー）「お前、いい加減に…」

ｼｬﾁ）「キャ、キャプテン！」







俺が女を引き剥がそうとしていればなかなか離れない女




海軍がいる手前、大人しくしてりゃ自分の体を押し付けてくる






苛立って能力でバラしてやろうかと思ったが
発動する前にシャチの慌てた声





女から目を離してそっちに顔を向ければ
顔を青くしているシャチとペンギン





朝にも似たような顔を見た











シャチがゆっくり腕を上げてある方を指した










それは船が止まっている方





甲板に目を向ければ





「…」





離れてないからよく見える…驚くほど真顔のアヤ