第17章 ◆ 拒否 ◆ 夢主視点 ◆

＊♡＊





イカされて…体から力が抜けて
ローに体を預けながら息を整えていれば
ローに寝かされて
ぼやける視界でローの顔と見慣れた天井が見えた







ロー）「まだ終わりじゃないぞ」

「…分かってる、よ」






私の言葉を聞いて
ローは笑って触れるだけのキスをして体を起こして服を脱いだ




私もたまには自分で脱ごうかなって思って脱ごうとしたら


低い声で名を呼ばれた






ロー）「俺が脱がしたいって言ったはずだ」

「…ごめんなさい」






顔が怒ったように…睨まれて
思わず視線を逸らしてしまった




まさか怒られると思わなくて
しゅんってしながら謝ったら頬を撫でられて



ローに視線を向ければ
親指で唇を撫でながら「…次からするな」って言われた





「…はい」って小さく返事したら満足そうに笑って
首元に顔を埋めてまた噛みだした







私の口から出る小さな喘ぎ声にもローは満足そうに笑ってた





そして簡単にブラのホックを外してブラが取られて
さらけ出される私の胸





ローは胸や体を撫でるようにゆっくり手を伸ばして触って…
胸を舐めたり、先っぽを摘んだり、舌で遊ばれたり



未だに恥ずかしい行為




…いや、前よりは、慣れたんだけど



でも恥ずかしくて声を抑えようと口を抑えれば
ローの片手でどかされ「口を抑えるな」って言われて
そのまま片手を繋いで顔の横で固定される



恥ずかしくて顔を逸らすぐらいは許して欲しい






























体でローを感じながら、ふと思った








なんで、こうなったんだっけ…




私、ローに、怒ってた…よね…






「っ、…ろぉ…待、って」

ロー）「待たない」

「んっ、…私、あなたに…」

ロー）「お前が俺を拒否するからだ」

「…拒否、って、」






拒否って…なんだっけ




いつ？