第17章 ◆ 拒否 ◆ 夢主視点 ◆

なに当たり前にヤろうとしてんだ、この人





ロー）「今は気分がいい…どっかの誰かさんに昨日ヤろうとしたらお預けを食らったからな…今日は元々ヤるつもりだ」

「いや、ヤらねぇよ？」





ローは私の拒否の言葉を聞いたのに…



の！に！！…羽織を脱いだ





「いやいや、着ててよ」





私の言葉を無視して
ローは少し窮屈だったのか胸元を少し広げて
私の方に体を向けて近寄ってきた


そんな窮屈にしてないんだけどなぁ





「え、なんで？何してるの？」






笑いながら距離を詰めるローに思わず後ろに下がってしまう







テーブルにぶつかってしまい
とうとう触れる距離まで来てしまった












ローの…はだけた胸元から目が離せない





胸元に入ってるタトゥーが…
程よく付いてる筋肉が…



自分好みの服にしてるから…
かっこいいから…



目が…離せない…







ローは胸元から視線を動かさない私に小さく笑い
顎を掬われて上を向かせればローと目が合った






ロー）「どうした？顔が紅いぞ？」

「っふ、」







かっこいいローがいつもよりかっこよく見えて
思わず…息を飲んだ






ロー）「そんな顔してたら本当に悪い男に食われるぞ」

「ぅ、ふっ、」







唇が触れそうな距離で悪い笑みを浮かべて
意地悪をするローは






それはそれは楽しそうにしていた