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* 忍のハート ✿ 番外編 *【ONE PIECE】

第15章 ◆ 始まりの話 ◆ 夢主視点 ◆







ふと外を見たら
男の子の同じような気配がして
私は気づいたらそこに向かっていた



どうやって向かったのか分からない


どうして向かったのかも分からない






途中、花を見つけて


何故か…花に呼ばれた気がした





その花から…目が離せなかった






気付いたら花を手に持ちながら
悲しい気配の場所にたどり着いた







そこに着いた時



男の人がいて



また…彼と同じような、悲しい顔をしていて



《この世界はこんな顔で溢れてるのか》って思った






なんでその時
そんな事を思ったのか分からなかったが












そこからどうやって病院に戻ったとか覚えてないし
手に持ってた花もどこに行ったのか
いつ無くなったのか覚えてない





ただ目が覚めた時
病院に戻っていて
男の子と女の子に驚かれたのは覚えてる


ついでに怒られたのも覚えてる



なんで怒られたのか分からなかったけど































それから数日経って


やっと少し反応出来るようになって
声を出す練習や文字を書く練習
ご飯を食べる練習
体を動かす練習

他にも色々…生活に必要な事を教えてもらった








最初に見た男の子と女の子に手伝ってもらって




出来るようになって






ある時、女の子が私を《アヤ》って呼んだんだ




私の顔を見て…






















その時…初めてアヤを認識した





















ずっとアヤって言われてたけど理解できなくて





聞いたら最初に会った時にくれたらしいんだけど
私は覚えてなくて





初めて…《名前》を認識した












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