第4章 君と居たいだけなんだ〈中原中也〉
昨日、ルアは中也の家に泊まっていた。
中也と合同の任務の帰り、血塗れ(まみれ)然も家も此処から遠く、この格好では帰れない。なので家が近かった中也の家に泊まらせて貰った。
『風呂まで入らせてくれてありがと〜!』
「おーひほひよはっはは?(気持ち良かったか?)」
『うん、最高だっtって!それ僕の宇治抹茶プリン〜!食べんなよ〜!』
「いやいや!手前の宇治抹茶プリンがどうして俺の家にあんだよ!」
『この間泊まりに行った時に置いたの!』
『あーあ、僕の宇治抹茶プリン…数量限定だったのに…』
「ウグッ…」
『ちゅーやなんてしーらない!』
「はぁー?!こっちからお断りだ!」