第2章 桜の木の下で君と〈怪盗キッド、黒羽快斗〉
『好きです!付き合って下さい!』
と、この物語の主人公ルアは発言する
誰に当てたかって?
それは…
「俺?なんで」
この物語のヒロイン?黒羽快斗だ
『え、えっと…かっこよくてマジックできてさ!凄くて!』
「それ俺じゃなくても、かっこよくてマジックできてる人とすればいいじゃん」
グサッとくる言葉をスラスラと言い捨てる黒羽
よーそんなにスラスラと言えるなぁ
『ううん!黒羽君には黒羽君のいい処沢山あるから!僕は黒羽君のいい処に惹かれたから!』
「笑笑、じゃあ俺でよければ」
黒羽は自前のマジックで薔薇を出す
『…ありがとう黒羽君』