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月夜に現れる貴方【まじっく快斗R18】【コナン】

第7章 ストーカー



人生最大の過ちを犯して2週間経った

快斗くんに合わせる顔が無くて連絡も会ってもいない。
彼の事を少しでも考えれる時間を無くす為に、仕事をマネージャーに頼んで詰め込んでもらった。

いい大人が男子高校生に家まで送ってもらって、キスして、好きだ何て言ってしまうとは…
私は、大馬鹿野郎だ。

ため息を零すとマネージャーが「着いたよ」と車をマンション前に止めた

『ありがとう。また明日』

マネ「お疲れ〜。また明日ね」

何気無く私の部屋を見上げると、部屋の電気が付いていた。

え?私の見間違え?最上階だし見間違えよね。
気のせい気のせい…と暗示をかけてマンションに入りエレベーターに乗ろうとした時、エレベーターから全身黒い服を着ている人が下りてきた。サングラスにマスク…帽子もかぶっている。

すれ違った時、私の事を横目で見てきた気がした。
格好がもろに俺は怪しい不審者だと主張している

気のせいだ、これは気のせい
これは ただの憶測だから大丈夫よ、私。
そう。憶測憶測…

部屋の鍵を開けようとした時、光が漏れているのが確認できた
一瞬、頭が真っ白になる。

やばい…これやばい!!

さっきまで一緒に居たマネージャーに急いで電話をかける

お願い、早くでて!!

マネ「もしもし?どうしたの、忘れ物でもしちゃった?」

『違う!部屋に電気ついてる…!』

マネ「すぐ行くから待ってて!!絶対部屋に入っちゃダメだぞ!!
電話も繋いでおいてね!」

『わかった…お願い、早く来て…』

子供をあやす様に「大丈夫、もう向かってる」と声をかけてくれる

5分も掛からないうちにマネージャーは来てくれた。
本当に急いで来てくれたのがわかる

マネ「唯吹!!大丈夫!?」

頷くとスーツの上着を私にかけてくれる

マネ「中見て来るから待っててね」

『待って!もし誰か居たらどうするの…?警察に頼もうよ…』

マネ「もしかしたら唯吹が消し忘れたかもしれないだろ?
もしそうだった時警察に迷惑かけちゃうから。」

『でも…!』

マネージャーは微笑みながら合鍵で鍵をあけると鍵はかかっていなかった。不安になっていると「大丈夫」と言いながら中に入って行く。少しだけ玄関から中を除くと荒らされてはいなかった
安心しているとマネージャーが戻ってきた。

マネ「今、警察呼ぶから車に行こう」
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