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月夜に現れる貴方【まじっく快斗R18】【コナン】

第2章 最悪なオフ



なんで私は今船の上で優雅にグラスなんて貰ってるんだろうか。
せっかくのオフだったのに…



数日前…



カメラマン「唯吹ちゃんお疲れ〜。今日もめちゃくちゃよかったよ!!もう終わったから帰っても大丈夫だよ
またよろしくねー」

『お疲れ様でした!お先に失礼します!』


一刻も早く帰りたい私は荷物を持ち駆け足で外へと向かう


『何で早く帰りたい時に限ってタクシー捕まらないのよ…最悪。』

捕まるまで携帯でも見ておこ


携帯を開くとメールがきている
名前を見てみると鈴木園子と表示されていた

鈴木園子とは以前鈴木財閥のパーティーに呼ばれ嫌々行った際に仲良くなった鈴木財閥の娘さんだ
何でこんなお嬢様が私にメール?


唯吹ちゃん
久しぶり!19日に鈴木財閥の60周年記念パーティーをするから来て!!
って…私その日オフなんだけど。
パーティーは別に好きじゃないんだけどなぁ
園子ちゃんにも会いたいし行くか…
あの子の強引さには負けちゃうのよね
どこの会場でやるんだろう。まぁ、明日にでも聞けばいいし

携帯を鞄へ戻そうとした時

prrrr…

『もしもし』

?「あ、唯吹ちゃん!!
メール見てくれた???」

名前の表示を見なくてもわかる
このやたらと元気な女の子の声はメールをくれ私のオフを潰そうとしている張本人鈴木園子だった


『園子ちゃんメールさっき見たよ』

園子「なら話が早いわね!
唯吹ちゃんどうどう?来れる?私もパパも唯吹ちゃんに会いたがってるの!」

『そんな事言われて行かないですって言えないよ』

園子「来るってことね!!」

『行きます行きます
メールには書いてなかったけど会場はどこなの?』

園子「クイーン・セリザベス号よ!!」

『ふ、船…』

園子「せいかーい!!」


まさかの船だなんて…

想像を超え声が出ないのをお構い無しに園子ちゃんは喋りかけてくる

園子「それじゃ唯吹ちゃん19日待ってるね!」


まさかのオフが船の上だなんて…優雅過ぎるオフね。
タクシーを捕まえ私は家へと帰って行く











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