乙女のしとやかさ【宇髄天元】【鬼滅の刃】R18♡あり
第8章 芽生え
体育祭実行委員の話し合いも終わった。
私は、実行委員控え室で日誌を書いていた。
コンコン
もも 「はい!!」
煉獄「失礼する!!」
もも 「煉獄先生!お疲れ様です!」
煉獄「あぁ、君もお疲れ様!!
初日がひとまず終わるな! 感想は?」
もも 「初めてのことばかりで、緊張はしましたが、周りの先生方や生徒の気遣いもあって無事に1日を終えることができました!! それに、明日の体育祭も楽しみです!!!」
煉獄「人は助け合いが大切だ。沢山頼るといい!! 明日は体育祭で忙しくなるから君も日誌を書き終えたら早めに帰るといい!!」
もも 「はい!! ありがとうございます!!」
煉獄「じゃあ、お疲れ様!!」
明日は体育祭で大変そうだし、煉獄先生の言う通り今日は早めに帰ろう。
私は、荷物をまとめると学園を後にした。
職員室
煉獄が帰ってきた。きっともも
に指導しに実習生控え室に行っていたんだろう。 もも まだいんのか? いたら、
ちょっくら顔でも見に行くか。
宇髄「実習生もう帰った?」
煉獄「はたけ なら明日体育祭もある故、早めに帰した 。 何か用事があったか?」
宇髄「いや、別に」
煉獄「気になるのか?」
ドキリとした。まさか俺のもも
への気持ちに気づいてるのか?
いや、でもそれは流石にないだろう。
まだ実習始まった初日だ。
まさか俺が人目見て惚れたなんてことは察せないはずだ。
煉獄の真っ直ぐな目を見ても変な意味で言ったのでは無さそうだ。
宇髄「まぁ、一応先輩教員だし??
実習生のことは気にかける」
煉獄「ハハ、君は面倒見がいいからな!!
そう言えば、はたけ が君の授業見学をしてとても勉強になったと言っていた!」
宇髄「まぁな!なんてったって俺様は神だからな!! アイツにまたいつでも見学に来いと伝えてくれ。」
煉獄「分かった。恩に着る!! これからもはたけ を気にかけてやってくれ!」
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