乙女のしとやかさ【宇髄天元】【鬼滅の刃】R18♡あり
第7章 夢に向かって
私ははたけもも
高校の社会科の教員を目指している大学四年生だ。
免許取得のために、3週間この中高一貫鬼滅学園で教育実習をすることになった。今日はその初日だ。
もも 「はぁ~緊張するなぁ」
緊張をほぐすため、長くふぅーーと息を吐く。
もも 「よしっ!!気合い入れて頑張るぞーー!!!」
自分の頬をバチンッと叩いて気合いを注入すると、私は鬼滅学園の門をくぐった。
校内へ足を踏み入れると、なるほど
中高一貫ということもあってなかなか校内は綺麗だ。 廊下も広いくて開放感があるし、
階段なんかも綺麗な手すりがついていて、
よく整備されている。
……えっと、実習生の控え室は
先日貰った書類を見返す。
控え室は2階の職員室の横にある多目的室か。
階段を2階まで上がり廊下を進むと、多目的室が見えてきた。
そこに入ってひとまず荷物を置く。
もも 「ふぅーーー」
一息ついて、窓の外にふと目を向ける。
まだ時間は早いから生徒は来てないけど、
先生方がちょこちょこ出勤してきている。
青いジャージを着た先生が入ってきた。
ジャージってことは、、、体育の先生かなぁ
おっ、今度はサラサラ髪の綺麗な女の人だ。
なんの先生だろー 。あれで理系科目とかだったら憧れちゃうなぁ…
ぼぉーと出勤してくる先生方を眺めていたら、突然
「ブゥン、ブゥン、ブン ブー〜ン」
という爆音が聞こえてきて、思わず目を見張った。
なんだなんだ、、、、
まさかバイクで出勤してくる先生とかいるのかなぁ
暫くすると、大型バイクに跨り、パーカーを深く被った大柄な人が入ってきた。
2階からだと、パーカーを被っているということもあり顔が確認できない。
それにパーカーだし、バイクだし、超デカいし、、、、 もしかして不審者??!!
学校の先生じゃないんじゃ??
あとで、職員室で探してみよう