乙女のしとやかさ【宇髄天元】【鬼滅の刃】R18♡あり
第5章 雛鶴の巻
天元様の部屋へと続く長廊下を歩いていると、突然 背後から何者かに抱きしめられた。
雛鶴「ひぇ!!? てっ天元様!!」
宇髄「ばぁ〜か、どこにいたんだ
探したぞ??」
雛鶴「あの、その、部屋に、、、」
宇髄は彼女の顔を背後から覗き込み
じっと見つめる。
紅を塗ったのか、可愛らしい小さな唇が
いつもより強調されている。
宇髄「ふーん、なるほどね~
道理でいつにも増して艶っぽい訳だ。
何? 俺のためにめかしこんで
来てくれた訳??」
雛鶴「は…い。
その、、天元様に少しでも意識して頂きたくて、、、、」
雛鶴「ふっ、可愛いやつ。
あぁーーー、派手にそそられる」
雛鶴は彼に後ろから抱きしめられたまま、
彼の部屋に向かう。
少し歩きずらいが、背中にかけられた程良い重みが心地いい。
彼は機嫌が良いのか鼻歌なんか歌って、
その様子がまるで子供みたいで、
可愛いなんて思っていた。
雛鶴「天元様、お部屋に着きましたよ」
宇髄「おーー」
襖を開けて彼の部屋に入る。
その開いた襖を閉めた途端、
彼にクルっと身体の向きを変えられ、
背中を襖に押し付けられた。
と次の瞬間、先程の可愛いなんて気持ちが
覆される程の、貪るような口付けが始まった。
雛鶴「ふっ、んッ、んぁ 」
宇髄「はぁ…… んっ 」
舌を入れられ口内を舐め回されると同時に、 胸を大きく円を描くように揉みしだかれる。
雛鶴「てっ、天元様、、、待って」
宇髄「待たねぇ……、ひな、誘ったのは
お前だ……」
宇髄「この髪も」
ー チュッ ー
彼女の髪に口付ける
宇髄「この唇も」
ー チュッ ー
彼女の唇に口付ける
宇髄「この香りも」
ー チュッ ー
彼女の胸元に口付ける
宇髄「全部俺を誘うためにやったんだろ?」
彼が得意げにニヤリと笑った。
天元様には何もかもお見通しなようだ。