第12章 9ページ目 たまにはこんな休日を。
「あ゛~~、ハラ減った!!」
「悟、真横で叫ぶな。インスタント麺くらいならあるけど」
「またそれかよ…他にねぇの?傑」
「ないね。コンビニでも行く?」
「面倒だけど、そうすっか」
「あ、私もう食べてきた」
「そうなの!?ちぇー…じゃあ硝子ちゃんは行かない?コンビニ」
「…まぁ、煙草きれそうだったしね。行こうかな」
「やったぁ~!でもタバコかぁ…棒キャンディにしない?」
「しない」
「ちぇーっ」
「でも、がくれるなら食べてもいいよ」
「っ…硝子ちゃん!好きぃーーーーっ!!」
「ふっ…はいはい」
「だから女子二人でイチャイチャすんなよ」
「んふふ!五条くんも混ざる~?」
「言ったな?おし、混ぜてもらおうじゃねーか!」
「ぎゃあーー、こっち来んな五条!!」
「五条くん勢いコワっ!!」
「ふふ、私も…混ぜてもらおうかなっ」
「よし傑っ、両側からサンドしようぜー!」
「うげっ、夏油まで…!?」
「にょあああ待ってむりむり潰れるからぁあ!!」
あの大男ふたりから挟み込まれると、苦しいだけじゃなくて熱いんだなってことがわかりました。
二度と筋肉サンドなんてされたくない…。
ほんとに潰されるかと思ったぁーーっ!!!
ちなみにその後、五条くんと夏油くんは怒り心頭な硝子ちゃんから笑顔でしっかり怒られました。
お前らには反転術式使わないぞ☆って。
うん、最強の脅しだね!